桜遠征に行ってきた。場所は高遠城址公園。
前から行ってみたかった桜の名所なのだが、遠くて混んでいて、というイメージでなかなか足が向かなかったのだが思い切って行くことに。
行くとなれば満開時期や、駐車場の確認、そして天気と自分の休みの日が合うのか？と、様々な難関をクリアしなければならず、今回も天気で休みの日は仕事明けの日という、一番体力的にキビシイ日しか空いてなくて・・・最近このパターンが多い（苦笑）。ま、この時間から行くと夕方から夜景まで効率よく撮れるかもしれない。というわけで、昼の遅い出発。高速を降りると町のあちこちに立派な桜の木があり桜の町なのだなぁと感じながら走った。そして、途中渋滞もなくあっさりと到着。観光地は平日行くのが正解だ。
当初、無料駐車場のうち駐車台数が多い P1（500台）か P3（400台）に駐めようとカーナビを設定したのだが、P1の入り口がわからず、そのまま直進すると誘導員がいて、案内された先が P11（300台）だった。予定していた場所よりも近くに駐められて良かった。
さてカメラはさくらの里で使い勝手の良かったFUJIFILMを。レンズは昼用ズームとしてXF16-80mm F4を。夜用にSIGMA 18-50mm F2.8、そして広角レンズは小型軽量で明るいSAMYANG12mm F2を昼夜共用で持ち出した。
さすがの圧倒的な桜の本数とボリュームと立体的な植栽で何周しても飽きないのはサスガ「天下第一の桜」と称されるだけのことはある。
行かないとわからないこともあって、桜雲橋は夕方早い時間に日影になってしまう、一方通行の場所があるので見学時間には余裕を持つ必要がある。ツアーなどで滞在時間70分なんて人たちは回りきれないよね。そして、カメラのバッテリーの減りが予想以上に早く、夢中でシャッターを切っていたのがわかる（笑）
今回、ここまで高遠行きにこだわったのは30年以上前、近所の床屋で旅行好きの主人が「今まで行った桜の名所で一番で毎年行っている」という話で「一度は絶対行きなよ」と勧められていた。その床屋の主人も亡くなって20年以上経ち、ずっと心の片隅に行かなくては、と思いつつ今日まで来たわけで。
今回、30年以上経って約束を果たした、という思いだ。
朝から混雑するので夜明け前に到着するように出かける、なんて話を聞いていたので戦々恐々としていたわけで（笑）。
日が暮れてきた。有料の公園内の駐車場は渋滞していたが、平日ということで待てば入れそうなくらいの渋滞だった。特に昼間とライトアップの間の時間帯（17時くらいかな）は一旦クルマが引くようでかなり空く。誘導員の人にも夕暮れに近くの有料駐車場に移動してみては？と言われたが、この時期は投光器に仮設トイレと観光地対応をしているのでさくらの里のように真っ暗で困ることはなかった。というか再移動するのが面倒だったわけで（笑）
いつもの強行軍で食事も取らず行動。夕方、ぶたたま（お好み焼き）とさくらソフトクリームを食べたのみ。移動に時間がかかり撮影メインで行動するといつも、コレ（笑）。次回行くときはゆっくりお土産など買ってみたい。X-T5の上にソフトクリームを垂らしたのは反省したい（笑）
行き帰りは平日ということもありスムーズで片道3時間ちょっと。ほとんどを高速道路で移動したため距離がある割には楽だった。上り坂が多い中央高速にしては22km/Lと、燃費はなかなか良かった。
