FZ85を買った。 冬のスナップで陽炎に揺らぐ水平線を見ていたら超望遠レンズのカメラが久々に欲しくなってきたというわけ。
このカメラはレンズ一体型の60倍ズームで、焦点距離は35mm版換算で20-1200mmという夢のスペックだ。 これが4万円程度で買えるわけで、RX10IVが24-600mmで20万円と比較すると破格の価格だ。
当然コストダウンは随所に現れるわけだが、ピクセル等倍鑑賞でもしない限りは大きな不満は出ないものだ。
コンパクトで軽いので持ち運びがラクで、特にRAWで記録できるのがメリットでお散歩スナップはこれだけで良いかな、とも思えるほどだ。
このカメラ、超望遠が売りなのだが、超広角20mmが面白すぎて多用した。 ただし、太陽を入れると盛大にゴーストが出る。 NDフィルターを使えば緩和されるが、付け外しが面倒なので、絞り開放にして対応してみた。 電子シャッターが1/16000秒まであるので、日中の晴天時も開放が使えるというわけだ。 とはいえ、隠しきれないのでモノの後ろに太陽を配置するという苦肉の構図なのだが、結果的に印象的な写真になった。
よく見ると、あちこちにゴーストが出ているのが確認できると思う。 特に、大きな斑点が放射状に4つ現れるのは致命的だ。

ギャラリーは、いつもの撮影ルートである江の島周辺のほか、メインのカメラと同行（湯河原梅林）させたり、 他のカメラで撮影したところに再訪（ソレイユ、荒崎、長井）したり、かなり集中的に使った。
ギャラリーは大量の写真の並びに悩んだが、ほぼ時系列どおりとした。

【カメラ】
Panasonic FZ85

【撮影地】
片瀬海岸 ... 1-3,10-20,27-34
江の島 ... 5-9,23
腰越漁港 ... 4,21,22,24-26
湯河原梅林 ... 35-44
ソレイユの丘 ... 45-57
荒崎海岸 ... 58-64
長井漁港 ... 65-84