Out of Focus

丸ボケが好きだ（笑）
というわけで、いつも冬のイルミネーションは丸ボケを主体とした撮影をしている。
標準〜望遠レンズで、絞り開放で、被写体と背景を離す、という撮り方をしていたのだが 思うように丸ボケを作れるわけではなく被写体選びには難儀していた。
そこへ、ティルトアダプターの投入である。
本来の使い方とは逆だがミニチュア効果（逆ティルト）でおなじみで、点光源を光軸からずらせば思い通りの丸ボケが得られる、まさに丸ボケ発生機だ。
問題は安いKIPONのM42アダプターのため90度のクリックも目盛りも無く同じ条件では二度と撮れないことだろうか（苦笑）
もちろん本来の使い方もしていて、19の手前の人と遠方のビル、21の手前のタクシーと遠方の東京タワー、と遠近両方にピントが合うのはティルト効果ならではだ。

【カメラ・レンズ】
SONY α7S + KIPON tilt Adapter + PENTAX TAKUMAR 55mm ... 1-6,8,9,13-21
SONY α7S + KIPON tilt Adapter + MIR 20mm ... 7,23
SONY α6000 + KIPON tilt Adapter + MIR 20mm ... 10-12,22

当初、α7Sとタクマー55mmで撮影していたが画角が狭すぎて、途中でMIR20mmを追加している。 ところがMIR20mmのイメージサークルが狭すぎて画面が欠けてしまった。 画角的にもできれば28mmか35mmを使いたかったのだがM42マウントのレンズが見つけられず、α6000にMIR20mmを取り付けて換算30mmとした。 これが思わぬ効果で、画角と丸ボケ具合が良い感じになった。
次回は、M42マウントの広角レンズ探しから始めようと思う。それにしてもかつては3000円くらいで売っていたM42レンズが今や希少品となってしまったが、 いったいどこへ消えてしまったのだろう？

【撮影地】
箱根ガラスの森 ... 1-9
新宿 ... 10-12
六本木 ... 14-21
江の島 ... 22,23
今年は中目黒の青の洞窟やらなかったんですよね、残念。