鬱金香

桜の季節も終わりのんびりしていたらもうチューリップの見頃だ。
チューリップは光に透けた姿が大変美しく、今年もそういった画像を期待して出かけたのだが、晴れの予報に反して当日はまさかの大雨。 急遽、雨に濡れたしんなりしたチューリップを撮ることとなった。
今回出動したSTYLUS1はアートフィルターのブラケット撮影ができるので、こういった目的のない撮影となった場合ハッとするようなショットを生み出してくれるので便利だ。 今回それはファンタジックフォーカスとラフモノクロームで発揮された。 ただし、ラフモノクロームはノイズ感が過剰だったためRAWからノイズレスで現像し直している。
さて、タイトルの鬱金香（うっこんこう）はチューリップの和名なのだが、鬱という字が入っているのに惹かれて採用した。 当日の雨の公園の雰囲気になっているとおもったのだが、鬱という字には単に草木が茂っている様子という意味もあるので和名はこちらの意味だろうか。