ある日、PMAレポートを見ていたら変なレンズが紹介されていた。
単玉に掃除機のホースを付けたような、そのレンズはLens Babies（レンズベビー）というらしい。
以前流行ったベス単に、ティルトやスイング（無理をすればシフトやライズ・フォールも^^;）ができるよう蛇腹を付けた感じだ。
今回、銀一で店頭販売を開始したということで買ってきた。
ピント合わせは蛇腹を前後させる。手前に縮めれば遠方へピントが合う。蛇腹を伸ばせば最短で約30cm程度までピントが合う。むろん指の力を緩めればピントはずれてしまう。
絞りは穴の開いた蓋をレンズ前に固定するという原始的な方法。付属の絞り穴はF2.8,F4,F5.6,F8で、何もつけないとF2になる。
デフォルトではF4.0相当の穴が付いていたが、このレンズを楽しむなら開放がお勧めだ。と書いたがケースバイケースだ。やはりF2.8は目が回る。
蛇腹はシフトやティルトを使うというよりは、狭いスウィートスポットを被写体に合わせるためだった。
もちろん絞りを入れればスウィートスポットは広がるわけだが、この作例ではほとんど開放で使ってみた。
8,9,16がF5.6だったと思う。（ちょっとあやふや^^;）　※追記：17,18はF4.0でした。
このギャラリーではFotologueにアップしたものに数点未発表写真を加えた。
※基本的にJPGで撮影した後、フォトショップで色、コントラストを調整している。16は流行り（？）のミニチュア風に見せるためシャープネスを掛けてあり、実際のレンズベビーはこんなにシャープには写らないので念のため。
Fotologue用の画像を流用している。参考までに→Fotologue 裏Gallery_a
本家Lensbabiesのページ
輸入元T.P.C.のページ
りんごさんのレンズベビーギャラリー
※購入アドバイス・・・日本ではオリジナルモデルのキヤノンEFマウントとニコンマウントが手に入る（他のマウントや2.0モデルも近々輸入されるようだ）。銀一は土曜に行くと5％引き、ヨドバシカメラ新宿カメラ館はポイント10％還元、すぐに欲しいという方はT.P.C.の通販なら東京近郊の場合、夕方注文で翌日午前中に届くことも。
6月24日追加：ライカRマウントが富士越カメラ新橋店にあるようです。
※もひとつ参考までに、同じ被写体をレンズベビーとピンホールレンズで撮っていたので比較（する意味もないけど^^;）